シャンパンと呼ばれる産地
モンターニュ・ド・フランス
この地域はピノ・ノアールの名産地でシャンパーニュ地方の中心地。ヴーヴクリコ、ポメリー、クリュッグなど大手メゾンが集中。
コート・デ・ブラン
シャンパン作りに欠かせないシャルドネの名産地。通好みのサロンやニコラフィアットなどのメゾンがある。
ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
ピノムニエが多く育てられている地域。ペリエジュエ、モエ・エ・シャンドンなどのメゾンがある。
コード・デ・バール
少し離れたブルゴーニュ地方との境界にある産地。ピノノアールの産地であり、優秀なレコルタン・マニュピュランが多数ある。
ぶどう品種
シャンパンで使用できる原料は、黒ぶどうのピノノアール種とピノムニエ種、白ぶどうのシャルドネ種の3種類。
ピノ・ノアール
赤ワインを造る代表的な黒ぶどう。華やかでフルーティーなアロマと重厚なボディーが特徴。
シャンパーニュ地方で造られるピノノアールはタンニンが弱く、香り高い。
ピノ・ムニエ
香ばしさとフルーティーさを与える黒ぶどう。柔らかさを醸し出し、ブレンドしたワインにまろやかさをプラスする役割を持っている。
シャルドネ
白ワイン用のぶどう品種。特有の柑橘系のはちみつのアロマと、しっかりとした味わい。キレがよく優雅な余韻のある辛口ワインになる。深いコクと長い余韻を楽しめるシャルドネは長期熟成にも向いている。
製法について
瓶内2次発酵のものしかシャンパンとは呼ぶことはできない。
収穫したぶどうを圧搾した後、ステンレスタンクや樽で1次発酵を行う。
アッサンブラージュ(異なる品種・畑・収穫年別で作ったワインを組み合わせ、各商品の味に調合すること)を行った後、瓶詰めして2ヶ月ほど寝かせる。
その間、瓶内で発酵することでアルコールと炭酸ガスが発生し、独特の泡をもつシャンパンが生まれる。
ロゼシャンパンについて
ロゼシャンパンには、二つの造り方がある。
一つは白ワインに赤ワインをブレンドする方法。
もう一つは、黒ぶどうの果皮と種子をぶどう果汁に漬け込んで、ロゼ色になったら取り除く「セニエ」という方法。比較的小規模メゾンがセニエ方式で造っていることが多い。
用語
アッサン・ブラージュ
ブレンドを意味する。シャンパンは様々なワイン(品種・畑・収穫年など)を混ぜ合わせて造り手の理想の味にしており、このアッサン・ブラージュがシャンパンの味を決めている。
ドザージュ
最終工程で行う甘み調整のこと。添加する糖分の量で7段階の味
「ブリュットナチュール(ブリュットゼロ)」「エクストラブリュット」「ブリュット」「エクストラセック」「セック」「ドゥミセック」「ドゥー」
に分かれる。
最近はドザージュしないタイプに人気がある。
ブラン・ド・ブラン
白ぶどう品種のシャルドネのみで造られたシャンパン。一般的に繊細でエレガントな味わい。
ブラン・ド・ノアール
黒ぶどう品種のピノムニエ、ピノノアールから造られたシャンパン。リッチでボリュームのある味わい。